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メジャーデビュー10周年ロックユニット「GLIM SPANKY」にインタビュー

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 2014(平成26)年にメジャーデビューを果たしたロックユニット「GLIM SPANKY(グリムス パンキー)」が今年で10周年を迎えた。ボーカル・松尾レミさん(豊丘村出身)とギター・亀本寛貴さん(飯田市出身)が、同じく10周年の地元音楽フェス「焼來肉ロックフェス」(飯田市、野底山森林公園)に初出演した。

 

―――「ヤキフェス」初参加の感想を教えてください

亀本:音楽に地元出身だからというのは関係ないだろうし、好きだったら聴く、好きじゃなければ聴かないものだから、普段のライブと楽しみ方が違うタイプのアーティストとの共演で、観客に受け入れてもらえるか若干の不安はあった。みんながめちゃくちゃウエルカムで楽しんでもらえて、普段のライブではないノリの瞬間があって楽しかった。

 

レミ :「ヤキフェス」も「グリム」も10周年で、2つがかけ合わさってスペシャルなライブになればと考え、思いきり力を込めてライブができた。グリムファンが全国から集まってくれたり、地元の知っている顔が合ったりしたことが励みだった。

―――音楽フェスが地元で開催されていることに対して

レミ :細胞レベルにリラックスでき、普通のフェスでは楽しめない幸せな気持ちになった。幼い頃から来ていた公園が、まさかフェス会場になるっていうのが驚きで、感慨深く不思議な気持ちでふわふわしている。こういうカルチャーが、どんどん続いてほしい。

 

亀本 :ヤキフェス10周年で、素晴らしいイベントでリスペクトです。全部知っている場所、当たり前に生活していた場所、自分が遊んでいた場所で自分たちがライブをして、世界でも活躍するアーティストも来てライブをやっていて、めちゃくちゃ面白い。

―――メジャーデビューから10年の節目をどう感じますか

亀本 :最初の5年はすごく早く、後半の5年はコロナ禍もあって、前半と後半と全く違って10年をひとくくりにはできない。今こうやってフェスをみんなで楽しんでできるようになったことで、10年たったんだと感じられるようになった。このタイミングに飯田でライブできたことはうれしいし、「ちゃんと頑張ってるな」という姿を見せなきゃいけないという気持ち。

 

レミ :5人バンド編成の最強なチームとして飯田に帰ってきたのは今日が初めて。この形で帰ってきて、今のグリムの形見てもらうことが大事だった。初めての飯田でのバンド編成で、高校生の頃に作った曲「焦燥(しょうそう)」を、今回のセットリストに絶対に入れたかった。これからもこの曲をライブで歌っていきたいし、初期の曲も、最新曲も、同じ愛情を込めてライブで歌っている。

 

グリムス パンキー10周年 これからの活動はこちらから 

―――これからのグリムスパンキー

レミ  :今だから届く曲も大事だし、時代を超えてていろいろな見方で届く曲を書いていきたい。音楽がないと死んでしまうことはないが、音楽があるからこそ生きられるというパワーを持っているのが音楽。そういう音楽を作り、より広い場所に進み、新しいことをたくさんやっていきます。

 

亀本 :音楽を作ることやパフォーマンスをすることを新鮮な気持ちでやっている。レベルアップや進化を続け新しい音楽を作り、10年、20年と、ずっと音楽を発表できるバンドでありたい。これからもお願いします。

―――ありがとうございました

 

「焼來肉ロックフェス」でのライブの様子を一部、コミュニティーラジオ局「飯田エフエム放送」の番組「For Your Times」で8月29日と11月29日の17時40分から放送する予定。

 

 

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