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売木村に「何もない」アウトドアスペース 「DAYキャンプ」として開放

「何もないのがいい」をコンセプト(写真提供=「NOKI-RIVER-BASE(ノキ・リバー・ベース)」)

「何もないのがいい」をコンセプト(写真提供=「NOKI-RIVER-BASE(ノキ・リバー・ベース)」)

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 予約制アウトドアレンタルフィールド「NOKI-RIVER-BASE(ノキ・リバー・ベース)」(売木村)が11月2日~4日の3日間、「DAYキャンプ」を開催する。

2024年春からオープン準備

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 「何もないけど、楽しめる」をコンセプトとする同施設のオープンを記念して、初めて開放する。愛知出身で同施設代表の近藤義人さんは「自然に囲まれた静かな環境。アウトドア愛好者や自然の中でのレクリエーションを求める方に最適な環境を提供する」と意気込みを話す。

 同施設の広さは1322平方メートルほどで、水洗トイレ1カ所を設置する。参加者は、キャンプ用品を持ち込んだり、ペットと訪れたり、ドローンを練習したりするなど、思い思いに過ごす。トイレ管理料として1人500円の参加費が必要。

 10年ほど前に体長を崩し、長野県阿智村にある「ヘブンスそのはら」のイベントへ通い体を休めていたという近藤さんは、道中で見た売木の風景を「構築物が何もなく、ありのままの自然の姿。里山の原風景が残っていると感じた」と話す。

 近藤さんが売木への思いを親せきの集まりで話したところ、伯父に「売木に別荘を建てるつもりで土地を所有している」と教えられ、伯父が体調を崩したこともあり、一昨年になって土地を譲り受けた。

 同施設の隣で公共工事が行われたのを待ち、今年の春ごろからオープンに向け準備を進めてきた近藤さんは「売木との出合いや土地を譲ってもらった経緯に自分でも驚いている」とし、「時間に追われている方に活用してほしい」と話す。

 今後は「短期や長期レンタルなどの相談に応じる」とし、「水のきれいで米どころの売木村。食べ物がおいしく、温泉もいい。秋が進み紅葉が楽しめるこの場所を、基地のように楽しんでほしい」と来場を呼びかける。

 開場時間は11時~16時(4日は15時まで)。

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