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飯田・喜久水酒造の日本酒・シードル、世界的コンクールで高評価

受賞した日本酒「白貴天龍」と「シードルN35テロワール ロゼ」

受賞した日本酒「白貴天龍」と「シードルN35テロワール ロゼ」

 喜久水酒造(飯田市鼎切石)が6月3日、同社の日本酒とシードルが、国内外で開かれた酒類コンテストで高い評価を受けたことを報告した。

フェミナリーズ世界ワインコンクールの日本産シードル部門「シードルN35テロワール ロゼ」が受賞したトロフィー

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 日本酒「本醸造にごり酒 白貴天龍(しろきてんりゅう)」は「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2026」のSAKE部門本醸造の部で金賞と長野本醸造トロフィーを受賞。シードル「シードルN35テロワール ロゼ」は「フェミナリーズ世界ワインコンクール2026」の日本産シードル部門で最高賞「TOP OF THE BEST」を獲得した。

 IWCは2007年に創設された日本酒審査部門を持つ世界的な酒類コンテスト。「白貴天龍」の金賞受賞は同一銘柄で3年連続、通算4回目となり、地域別トロフィーに当たる「長野本醸造トロフィー」も受賞した。商品は1986(昭和61)年発売。米由来の甘みと酸味の調和、クリーミーな舌触りが特徴だという。価格は、1.8リットル=2,420円、720ミリリットル=1,210円。

 「シードルN35テロワール ロゼ」は、フランスで開かれるフェミナリーズ世界ワインコンクールの日本産シードル部門で最高評価を得た。信州大学が開発した赤い果肉のリンゴを使い、南信州の生産者に栽培を依頼。同社によると、収穫したリンゴを使って初めて醸造したシードルだという。シャンパンと同じ瓶内二次発酵による「トラディショナル方式」で製造し、酸味のあるすっきりとした味わいが特徴だという。

 さらに、「ジャパン・サイダー・カップ2026」では、「シードルN35テロワール ドゥミセック」がモダンサイダー(辛口)の部で金賞を受賞。同社によると、同コンテストではほかに3商品が銀賞、1商品が銅賞を受賞した。後藤高一社長は「シードルはかなり手間暇をかけてきた」と振り返る。各シードルの製造本数は500本。価格は750ミリリットル=2,970円。

 同社は1944(昭和19)年創業。今回の受賞について、後藤社長は「にごり酒やシードルは、日本酒造りのベースとなる技術があった上での受賞なのでうれしい」と話す。「これまで積み上げた技術を新ブランドの日本酒に凝縮している。市内の飲食店でスタンプラリーも行っているので、喜久水の酒を楽しんでもらえたら」と呼びかける。

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