飯田市消防団が6月7日、飯田運動公園(飯田市三日市場)多目的グラウンドで「飯田市消防技術大会」を開いた。
同大会は火災現場で誰もがポンプ操作や放水できるようにするための大事な訓練の一つ。今年は5月の連休明けから週3回のペースで分団ごとチームを編成し練習を重ねてきた。
当日は、第1部のポンプ車操法の部に6チーム、第2部の小型ポンプ操法の部に15チームが出場。指揮者の号令で各選手が素早くホースを伸ばすなどして約60メートル離れた的に向かって放水した。
救急操法の部には10チームが出場。各チーム2人1組で臨み、災害が発生したことを想定し、倒れている人を模したダミー人形に対して「意識確認」「胸骨圧迫(心臓マッサージ)」、訓練用のAEDを使った電気ショックなど、1次救命処置について学んだ知識や技術の成果を披露したほか、閉会式前には、ラッパ隊と音楽隊が合同で聴音訓練を行った。
第1部の優勝は9分団(山本)、準優勝は5分団(松尾)。第2部は17分団(上村)が市大会初優勝、6分団(下久堅)が準優勝、9分団は3位だった。救急操法の部は10分団(伊賀良)が優勝した。第1部の上位2チームと第2部の上位3チーム、ラッパ隊は、6月21日に阿智村で開催される「飯伊消防技術大会」に飯田市代表として出場する。
選手として初めて救急操法の部に出場し、優勝に貢献した10分団の宮下柚希奈さんは「人命救助ということもありミスしないように臨んだ。観客も多く緊張したが練習通りにできた」と振り返った。同じく初出場の千賀琴美さんは「出場順が最後から2番目で、出番までの時間が長く感じた。本番では練習の成果を発揮でき、最高の結果になった。ここで満足せず、今後の訓練にもしっかり取り組みたい」と意気込みを見せた。