学ぶ・知る

飯田・追手町小児童が田植え体験 総合学習で米作り学ぶ

田植えを行う追手町小学校5年生児童。2026年5月18日撮影

田植えを行う追手町小学校5年生児童。2026年5月18日撮影

 追手町小学校(飯田市追手町)の5年生21人が5月18日、校舎東側にある田んぼで田植えを行った。総合学習の一環で、春から田おこしや代かきに取り組み、米作りについて学んでいる。

田植えの作業を終えて、最終確認をする児童

[広告]

 田んぼの広さは約4メートル四方。児童らは、みなみ信州農協上郷支所の桑原明良さんから指導を受けながら苗を植えた。同校では花や野菜を学級ごとに育てているが、米作りは5年生の学習として毎年取り組んでいるという。

 当日は飯田市内で最高気温31.4度の真夏日を記録した。気温が上がり切らない午前中で、田んぼが日陰になる10時ごろに作業を行った。

 児童らは、けが防止のため靴下を着用して田んぼに入り、桑原さんから「苗を鉛筆を持つように持ち、3センチほど土の中に植える」と教わりながら作業。縦30センチ、横20センチほど間隔を空け、物差しを使って直線になるよう丁寧に植えていった。

 ぬかるみに足を取られ足が抜けなくなる児童も見られたが、「体重を移動して」と桑原さんから助言を受けながら作業を進めた。田んぼでは「ザリガニがいる」「ハチがいる」などの声も飛び交い、田植えを楽しむ姿が続いた。

 児童からは「最初はグニョグニョして気持ち悪かったが慣れた」「土が柔らかくて苗がすっと入った」「いとこの家でも植えたことがある」「楽しい」などの声が聞かれた。さらに、「餅が食べたい」とういう要望があり、今年はもち米品種「かぐやもち」の苗を植えた。収穫後は餅にして味わう予定だという。

 桑原さんは「実家が農家という児童はおらず、祖父母の家でも経験がない子が多い。苗や田んぼに触れるのが初めての中、積極的に取り組んでくれている。米に関心を持つ良い体験になれば」と期待を込める。

 担任の関颯翔(はやと)教諭は「この後、草取りや水の管理を当番で行い、しっかり育てていこう」と児童らに呼びかけた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース