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飯田に初の生マグロ専門店「まぐろ家 英」市内飲食店勤務経て独立

店舗の前で店主の田中英(あきら)さん(左)と妻の美幸さん(右)

店舗の前で店主の田中英(あきら)さん(左)と妻の美幸さん(右)

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 生マグロの専門店「まぐろ家 英(ひで)」(飯田市上郷別府)が3月6日、オープンした。

生鮪刺し身定食(ランチ1,800円、ディナー2,000円)

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 同店は飯田市内では初となる生マグロの専門店。店主の田中英(あきら)さんと妻の美幸さんの2人で切り盛りする。田中さんは飯田市出身で、23年間勤めた市内の飲食店(さすが家・かなえ茶屋)から独立。田中さんが生のマグロにこだわるのは、前職のマツザワの松澤徹社長が大のマグロ好きで、店のメニューに生マグロを取り入れたのがきっかっけ。当時は築地から30~80キロの生マグロを仕入れて提供していたという。田中さんは「冷凍と生は全く違う。冷凍マグロを解凍すると水分と一緒にうまみも逃げる。生マグロは食感がモチモチしているのが特徴」と話す。

 メニューはランチ・ディナーとも「生鮪(まぐろ)刺身定食」「生鮪丼」「生鮪二色丼」「生鮪山かけ丼」「ねぎトロ鮪丼」の5種類(以上、ランチ1,800円、ディナー2,000円)に絞って提供しているが、最近新たに「炙(あぶ)り漬けまぐマヨ丼定食」も提供し始めた。「食感が変わり、マヨネーズの油で炙るので香ばしくなる。女性に好まれるメニュー」と話す。ディナーはビールや日本酒、刺し身などの一品物も用意する。

 田中さんは「松澤社長には、生マグロに出合わせてもらって本当に感謝している」と思いを話す。「家で食べるマグロとは一味違う生マグロをぜひ、食べていただきたい。おいしさを分かっていただければ」と呼びかける。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~20時。金曜定休。

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