下久堅まちづくり委員会が3月6日、自転車ロードレースの国際大会「ツアー・オブ・ジャパン」(以下TOJ)の開催地をアピールする看板をTOJのコース上に設置した。
設置場所は国道256号線と県道1号線の起点となる三差路で、地元では三反田商店があることから「三反田の交差点」と呼ばれている。同委員会の滝沢和彦会長は「交通量が多い場所なので多くの人が目にするのでは」と期待する。看板の大きさは幅220センチ、高さ120センチ。2023年のTOJで同交差点を通過する集団の写真を大きく使った。設置費用は同地区でバイパス工事などを手がけた長豊建設の寄付で実現した。
今年のTOJは5月19日に堺ステージ(大阪)で開幕し、5月26日の東京ステージまで全8ステージで開催する。今年から「綿半」が冠についた綿半信州飯田ステージは5月23日に行われる。コースは下久堅小学校グラウンド前をスタートし、下久堅の周回コースを9周した後、再び下久堅小学校グラウンド前に戻ってゴールする総距離120.9キロ。
滝沢さんは「下久堅地区がTOJのコースになって20年。17回開催してきたので、自転車の街として知名度を上げていきたい。移住してくる人が少しでも増えてくれれば」と期待を寄せる。