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飯田の洋菓子店「パティスリーグラデン」が1周年 メレンゲ食べ比べも

オープンからの1年で種類が増えた「ハートの形をしたメレンゲ」

オープンからの1年で種類が増えた「ハートの形をしたメレンゲ」

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 飯田の洋菓子店「patisserie gladden(パティスリーグラデン)」(飯田市桐林)が2月24日で1周年を迎える。

店頭で販売する飴細工の「バラ」

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 国道151号沿いにある同店は、ピンク色の看板が目印。喬木村出身でオーナーパティシエの仲田公寛さんが昨年、「菓子を食べた人に『優しい気持ちになった』と思ってほしい」との思いで開いた。

 仲田さんは「オープンから大変なことが多かった。周りの多くの方からアドバイスなどをたくさん頂いた。地域の皆さんや従業員、さまざまな人の力を借りたおかげ」と振り返る。

 菓子作りに「地元の野菜や果実を使う」ことを大切に考える仲田さんは、同市上久堅地区特産の小野子人参のメレンゲを開店当時から提供する。この1年で、喬木村と豊丘村で栽培するイチゴと下條村の「桑の実(くわのみ)」を使ったメレンゲを新商品として加えた。開店1周年を記念し、23日~25日の3日間、利用客にハートの形をした3種類の「メレンゲ食べ比べセット」(1セット3個)を進呈する。

 高森町の市田牛乳を使ったプリン(380円)は開店からの人気商品で、同3日間は特別価格(200円)で販売する。

 仲田さんは「オープンすることはできたが、10年、20年と店を続けている人の姿を見ると『ものすごいこと』だと、つくづく感じる。オープン時を振り返ると、考えている店に近づきつつある。お客さまの要望に応えつつ、決して慌てないよう、少しずつ自分の思う店へ近づけていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は10時~18時30分。火曜定休。

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