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飯田駅前図書館でビブリオバトル 参加者らが好きな本について熱弁

本を紹介する参加者

本を紹介する参加者

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 「知的書評合戦  ビブリオバトル  in  ムトスぷらざ」が8月25日、飯田駅前図書館(飯田市東和町)で開かれた。ビブリオバトルこうしんと飯田市立中央図書館の共催。

ルールを聞く参加者

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 同バトルは、参加者が読んで面白いと思った本を紹介し合うコミュニケーションゲーム。参加者お薦めの本の発表を聞き、チャンプ本を投票で決定する。「ビブリオバトルこうしん」は、長野県や山梨県で同バトルの主催や開催支援など、普及に関する活動を行っている。

 当日は、見学を含め17人が集まり、このうち8人がバトルに参加。2チームに分かれ、1人5分の持ち時間で面白いと思った本を紹介。読んでいた時期、登場するキャラクター、感動した、感銘を受けた場面や文章、フレーズなどを持参した本を片手に「面白さ」を伝えた。前半と後半それぞれに、チーム全員の発表が終わった後、見学者を含め「読んでみたいと思った本」に投票を行い「チャンプ本」を決めた。

 飯田で初開催となった同バトルでは、前半チームでは「英語で聞く 世界を変えた感動の名スピーチ」と、絵本「ぼくのいぬは どうしてこんなに かわいいのか」、後半チームでは、エッセー集「26歳計画」が最多得票を集め、チャンプ本に選ばれた。

 参加者で鼎図書館司書の平沢百花さんは「参加者が多く、緊張した。今回紹介した犬の絵本はとても感動する。自宅でも犬を飼っているので共感できる。命の尊さや責任もって世話をする大切さも学べるので、ぜひ読んでほしい」と話す。チャンプ本に選ばれたことについては、「参加者に読んでみたいと思ってもらえてうれしい」と笑顔を見せた。

 中央図書館司書の代田智之さんは「短時間だが、本を紹介する中で参加者の人となりを知ることができて良かった」、進行を務めた同バトル普及委員会、中部内陸地区の鈴木有斗さんは「参加者が多くて驚いた。個人的にも楽しめた」と、それぞれ振り返る。

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