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天龍峡でそば打ち体験 10人が二八そば作りに挑戦

二八そば作り、重要な水回しに苦労する参加者

二八そば作り、重要な水回しに苦労する参加者

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 飯田市天龍峡の農産物直売所「あざれあ」(飯田市龍江)で12月11日、そば打ち体験教室が行われた。主催は飯田勤労者共済会。

試食用の講師が打った二八そば

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 同共済会のそば打ち体験は昨年に続き2回目。地域の伝統食を継承するため、共済会員に自分で作って味わう体験をしてほしとの思いで企画した。

 地域で2カ月に1回のそば打ち講習を行う龍江「春日二八会」の5人が講師となり、なめらかな食感とつるりとしたのど越しが特徴の「二八そば」作りを10人の参加者に教えた。

 参加者のうち、初めての体験者は7人。「難しい」「意外と力がいる」などとつぶやきながらも、真剣なまなざしで講師の手ほどきを受け、そば作りを進めていった。

 講師の清水清さんは「そば打ちで一番需要なのは水回し。粉に水分が均等に行き渡るように指導した。今日は1時間ほどで完成させたが、段位認定の際は40分くらいで仕上げる。1回で覚えるのは難しい」と話す。

 参加者は、自分で打ったそばは持ち帰り、講師があらかじめ打っていたそばを試食。初めて参加した片桐康次さんは「人生で初めてそばを打ったが、教える人が上手で、すごくいいそばが出来上がった。早く家で食べたい」と笑顔で話していた。

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