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「白鳥バレエ学園」飯田教室の生徒4人、60周年記念発表会出演へ

戸隠物語の衣装でポーズ

戸隠物語の衣装でポーズ

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 「白鳥(はくちょう)バレエ学園」飯田教室(飯田市東中央通り)の生徒4人が8月11日・12日、長野市内で開かれる同学園創立60周年記念・第30回発表会に出演する。

飯田市東中央通りの飯田教室

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 1965(昭和40)年創立の同学園は長野市を拠点に、県内14教室を開いている。発表会では同学園卒業生で、プリンシパルやソリスト、講師として活躍するプロ18人が出演し、3歳から大人までの同教室の生徒と合わせ総勢140人以上が舞台を彩る。

 11日は、主宰の塚田たまゑさんが演出と振り付けを担う創作バレエ「戸隠物語」を全員で演舞し、ゲスト18人が技術を発表するステージも予定する。12日は、「ドン・キホーテ」の全幕を全員で演じるほか、東京バレエ団プリンシパルの秋山瑛(あきら)さんと、ローザンヌ国際バレエコンクールで1位に輝いた二山治雄(ふたやまはるお)さんを特別ゲストに迎える。

 飯田教室には園児から大人まで10人以上の生徒が在籍。長野から通う講師の西澤理恵さんが月5回のレッスンを行う。今回は代表生徒4人が発表会へ出演。今年に入り、毎週日曜に長野までレッスンへ通い、発表会へ向けて練習を重ねてきたという。

 祖母に勧められ公演を見たことをきっかけに小学1年でバレエを始めたという高校1年の林帆那さんは「長野へ出かけ、多くの人と舞台に立つことができる」、姉の影響から4歳でバレエを始めたという高校3年の那須野彩子さんは「技術面で成長した。ゲストと踊れてうれしい」、バレエをテレビで見たのをきっかけに5歳でバレエを始めたという塩澤かん菜さんは「大変な事もあるけど、楽しい」、2歳でバレエを始めたという小学5年の根津しおんさんは「休日はバレエのレッスンというのが気に入っている。ゲストと同じ舞台に立てる。そこがいい」と、代表の4人はそれぞれ話す。

 同教室後援会の根津奈奈さんは「高校卒業してレッスンを離れても交流があり、皆がつながっている教室。和やかな先生の指導の下、年齢を問わず仲良く頑張っている姿が日々見られる。発表会を通して、バレエに興味を持っていただけたら」と日々のレッスンの様子を紹介する。

 西澤さんは「創立60周年で、歴代の多くの方がこの教室から巣立っている。こんなに大きな舞台をすることはなかなかないので、見に来ていただければ」と紹介する。

 開演は、11日=17時30分、12日=14時。料金は3,000円~7,000円。

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