下伊那農業高校(飯田市鼎名古熊)アグリサービス科の田口侑璃奈さん(3年)が、7月29日~31日に秋田県能代市内で開かれる「第50回全国高等学校総合文化祭・秋田大会(通称=あきた総文)」の弁論部門に、長野県代表として初めて出場する。
人前で自分の考えを伝えることに興味があったという田口さんは昨年12月、東御市で開かれた「長野県高等学校弁論大会」に出場。同大会で優秀賞の成績を収め、長野県高等学校文化連盟の推薦を受け、あきた総文に県代表として出場が決まった。
弁論は、自らの意見や主張を聴衆に訴えかける「7分間」のスピーチ競技。各自が選んだテーマに基づき、独自の視点で論を展開し、言葉の力で相手を動かすことが求められ、大会ではスピーチ技術に加えて、論理的思考力や表現力も問われるという。
田口さんは中学生の頃からボランティア活動に積極的に参加していることから、弁論のテーマを「ボランティアで学んだこと、伝えたいこと」に決定。学校でのクラブ活動が落ち着いた7月から本格的に練習をスタート。練習時間は朝と放課後合わせて3時間ほどで、言葉一つ一つをはっきり言うことや、抑揚、強弱などメリハリをつけることなど意識しながら取り組んでいるという。
田口さんは「練習の成果を発揮して、しっかり自分の考えや思いを伝えたい」と意気込みを見せる。
同祭は、芸術文化活動の発表を行う高校生の文化の祭典で、高校生の創造活動の向上と相互の理解を深めるのが目的。秋田での開催は45年ぶりで、秋田市や由利本荘市、能代市など秋田県内8市を会場に、7月26日から8月1日の7日間行われる。