「ここち農園」(高森町山吹)で7月18日、キュウリの収穫体験が開かれ、親子連れら約20人が畑での収穫や調理を楽しんだ。
2026年4月から新規就農を果たした本田洋平さん・真帆さん夫婦
同園は本田洋平さん・真帆さん夫婦が営み、約800平方メートルのビニールハウス4棟で約680本のキュウリを栽培する。冬に向けては市田柿の栽培や、受け継いだ畑の管理、剪定(せんてい)作業なども手がける。今回の催しは、市田柿の収穫期などに地域住民へ農園を知ってもらい、将来的に作業を手伝ってもらうきっかけになればと企画した。
当日は親子6組約20人が参加。年少児から大人までが、真帆さんから「ヘタのできるだけ近くを切り、20センチほどの長さで収穫して」と説明を受けた後、手袋とはさみを手にハウスへ入り、1人2~3本のキュウリを収穫した。
収穫後は、自分で採ったキュウリを輪切りにし、白だしとかつお節を使った和風味と、ごま油、中華だし、ごまを使った中華風の2種類の浅漬け作りを体験。袋に材料を入れてもみ込み、その場で味わった。子どもたちは出来上がるとすぐに口にし、「もう一本作る」と再び畑へ向かう姿も見られた。
真帆さんは「子どもたちが楽しんでくれた。『普段はあまりキュウリを食べないが、自分で収穫したものは丸かじりしていた』という保護者の声もあり、うれしかった」と話す。同園では6月13日にも、キュウリやハムを使ったサンドイッチ作り体験を開いた。洋平さんは「農業に関わったことのない方の参加も多かった。農業に興味を持ってもらえたならうれしい」と話す。
8月3日には大人向けの農業説明会「農業バイトについて話そう!」を予定する。説明会では、子育て中の人や空き時間を活用して働きたい人などを対象に、農業アルバイトの仕事内容や働き方、農園での作業内容などを紹介する。参加者からの質問にも応じる予定。洋平さんと真帆さんは「子育てを優先しながらでも働けることを知ってもらい、一緒に農業に関わる人が増えれば」と参加を呼びかける。「あったかてらす」(山吹)で10時~11時に開催。参加無料。