JAみなみ信州助け合い組織「にじの会」の清内路ミニデイが6月11日、集会所「憩いの家」(阿智村清内路)で開かれ、会員やサポートスタッフら約30人が昔ながらの朴葉(ほおば)ずし作りを楽しんだ。
「にじの会」は、「困ったときはお互いさま」の精神で、組合員や地域住民が住み慣れた地域で安心して暮らせる地域づくりを目的に活動する助け合い組織。清内路ミニデイは20年以上続く取り組み。介護サービスを利用する前の70~80代を中心に、地域住民が月1回集まり交流を深めている。手芸や季節の行事のほか、花見や紅葉狩りなどの外出も行い、高齢者の交流の場となっている。
朴葉ずし作りはミニデイの恒例行事。参加者は役割を分担しながら、酢飯の上に煮込んだシイタケやタケノコ、エンドウ、薄焼き卵を並べ、削り節やゴマ、紅ショウガを散らしてホオの葉で包み、彩り豊かに仕上げた。
清内路では各家庭に朴の木が植えられていることも多く、葉が大きくなる6月ごろに朴葉ずしを作る風習が受け継がれてきた。具材や味付けは家庭ごとに異なり、参加者からは「作った朴葉ずしを子どもに送ることもある」という声も聞かれた。
代表の原みどりさんは「年代的に自宅で作るのが大変になってきたが、皆さんこの日を楽しみに参加してくれる。大勢で張り切って楽しく朴葉ずしを作ることができた。皆さんの元気な顔が見られるこの活動が楽しみ。これからも長く活動を続け、伝統食を守っていきたい」と話す。