北海道みそラーメンを提供する「ツインビーテラスひさかた」のキッチントレーラーが道の駅・南信州とよおかマルシェ(豊丘村神稲)に出店し、2月3日で1カ月がたつ。
キッチントレーラーは、カフェレストランを飯田市虎岩で経営する立花輝彦さん・尚美さん夫婦が週2日、営業している。北海道から、北海道産のみそやしょうゆを使ったオリジナルスープと、中太の縮れ麺を取り寄せて使う。尚美さんは旭川市出身で、「観光用ではなく、北海道育ちの人が日常で食べる本場の味を届けたい」と話す。
メニューは、北海道ラーメン「みそ」「しょうゆ」「しお」「辛みそ」(以上900円)、バタートッピング(100円)、「棒ギョウザ」(4個500円)。同施設の飲食スペースを利用できるほか、テイクアウトも可能。
開店時間に合わせ、早めの昼食を求める客が訪れにぎわいを見せている。松川町からリンゴの出荷で訪れたという男性は「キャンピングトレーラーが目を引いて立ち寄った。濃厚なスープに縮れ麺がよく絡み、野菜やメンマのトッピングもおいしかった」と話していた。
高森町から訪れた夫婦は「北海道へ家族で旅行へ行った」と尚美さんへ話しかけ、料理が出来上がるまで、北海道の話で盛り上がる時間が続いた。「お客さまとの距離が近く、直接顔を見ながら会話を楽しめる。人とのご縁を大切にしながら、ここでも自慢のラーメンを届けたい」と尚美さんは笑顔で話す。輝彦さんは「お出かけの際には、ぜひ立ち寄ってほしい」と呼びかける。
営業は火曜・水曜の11時~。