
「劇団WAKWAK(わくわく)イイダ」による初の自主公演が2月2日、伊賀良公民館(飯田市大瀬木)で行われる。
同劇団は昨年4月、古くから残る飯田の文化芸術を大切にしながら、飯田の魅力を多くの人に伝えることを目的に結成。メンバーは人形劇俳優の後藤渉さん、ダンサーの石川かおりさん、かぶりものパフォーマーの阪東亜矢子さんの3人。昨年8月開催の「いいだ人形劇フェスタ」で初演を迎え、1月19日には、飯田下伊那のアマチュア劇団が出演する「人形劇定期公演」に特別出演した。
演目は「旅するりんご」で、飯田のりんご並木に実った「りんご」が、飯田に残りたい思いを持ちながら、他のりんごに勧められ、飯田を離れ、旅をしながら全国の果物と出会うというストーリー。
後藤さんは「さまざまな年代の人に飯田の古い文化芸術に触れて、見てもらえるような舞台を3人で力を合わせ作っていきたい」、石川さんは「せりふのない演目なので、身体の動きや美術はもちろん、目で見たり音で聞いたり、いろいろな感覚をフル活用して想像してほしい」、阪東さんは「初めてダンスに挑戦した。大人3人が楽しいことをしている様子が伝わるとうれしい」と、それぞれ話す。
当日は、公演終了後、出演者と一緒に、果物をかたどった顔出しパネルで記念撮影も行う。
16時40分開場。、17時開演。チケットは、大人=1200円、小人(3歳以上)=600円。