ビジネス支援講座「お仕事トークライブ×ラリー」が1月26日、飯田市立中央図書館(飯田市追手町)で開かれる。
講座では、市内で起業し店舗運営やオンライン販売を行う事業者が、起業までのエピソードや日々の仕事、商品作りについて語る。
国産のおからを使った焼き菓子を製造・販売する専門店「mamenoha(まめのは)飯田」(座光寺)を2022年にオープンした店主の平澤さおりさんと、紙バンドを使ったカラフルなバッグを製造販売する「ボンドガール」(北方)を同年に開業を届け出た店主の片桐さと子さん。同館司書の小原文香(おばらふみか)さんが加わり、3人の雑談形式で進行する。
2人は当日、自らの事業を立ち上げたきっかけや計画の立て方、資金面の工夫、地域の関連機関や制度をどのように活用したかなどの具体例を紹介する予定。小原さんは「2人のエピソードは、『いちいちすごすぎて』楽しい。講座の時間内で紹介しきれるか心配なほど」と期待を寄せる。
講座では、2人が選んだ起業に役立つ本も紹介する。小原さんは「図書館には仕事や暮らしに役立つ本がたくさんある。読みたいと思う本以外にも出合えることが図書館の魅力の一つ。講座内容と本から、センスを磨いたり、趣味を広げたりして楽しんでほしい」と話す。
小原さんは「今すぐ起業を考えている方はもちろん、趣味を深めたい方や、将来的に起業を考えている方にもぜひ参加してほしい」と呼びかける。
開催時間は14時~15時30分。参加無料。定員50人。申し込みは1月23日まで、同館ウェブサイトで受け付ける。