学ぶ・知る

「飯田焼肉のまち協議会」設立 飯田焼き肉の発信力強化へ

南信州焼肉のまち協議会 設立メンバーと焼肉親善大使のニッチローさん

南信州焼肉のまち協議会 設立メンバーと焼肉親善大使のニッチローさん

  • 0

  •  

 飯田の焼き肉文化を広げるため、地元のイベント会社や焼き肉関係の店舗や企業などが「飯田焼き肉の日」の11月29日、「南信州焼肉のまち協議会」を設立し、信州飯田焼肉研究所(飯田市中央通り)で記者会見を開いた。

焼き肉で乾杯する協議会設立メンバーとニッチローさん

[広告]

 人口1万人当たりの焼き肉店舗数が日本一とされる飯田市。同協議会は飯田市を含む南信州地域の焼き肉文化を地域振興の柱と位置付け、地元でそれぞれ焼き肉文化を発信していた関係者などが連携する形で設立した。「南信州焼肉ブランド」のさらなる普及を目指し、焼き肉文化を活用し明るく豊かな地域社会の実現を目的とする。

 同協議会の事業として、来年度から1年間かけて飯田下伊那の焼き肉店(約90店舗)の紹介動画を制作しアップロードしたりライブ配信したりしていく。来年2月には動画制作者をプロポーザル形式で募り、制作事業者の選定を行う予定。来年11月29日にリンゴ並木を中心に歩行者天国を設け、出前焼き肉ブースや焼き肉店の出店、焼き肉バルなど焼き肉文化を楽しんで実感できる祭りも開催するという。

 喬木村でイベント会社を営む協議会の藤本直樹会長は「焼き肉文化の発信については個々のプレーヤーがそれぞれ動いてブランディングをしていたが、結集した力を向ければもっと大きな動きになると思っていた。飯田では焼き肉は生活の一部。日本一の焼き肉文化は地域のアイデンティティーにもなる。経済を活性化するのも大きな目的」と話す。

 記者会見に登壇し、飯田市から3期目の産業親善大使「焼肉親善大使」を任命され、物まね芸人でプロ焼き肉選手のニッチローさんは「飯田焼肉の認知度はまだまだ。ブランド発信でやらないといけないことがいっぱいある。都内で営む焼き肉店(スズロー)など外で発信することをしたい」と意気込みを見せる。記者会見後には出身校の川路小学校で「飯田焼肉給食」を子どもたちと味わい、飯田焼肉の発信に務めた。

 記者会見後には、信州飯田焼肉研究所(信州セキュアフーズ)のキッチンカーで黒モツや豚など飯田焼き肉を報道関係者らに振る舞った。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース