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飯田の地酒「喜久水」が日本酒の会 料理とのマリアージュをテーマに

喜久水酒造 営業部長の下沢淳志さん(左)翠嶂館でイベントをアピール

喜久水酒造 営業部長の下沢淳志さん(左)翠嶂館でイベントをアピール

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 喜久水酒造(飯田市切石)が10月12日、飯田の地酒「喜久水」を学び、楽しむ日本酒の会「SusTaiN35(サステインサーティーファイブ) Season3~日本酒の味わいと料理とのマリアージュ」をナチュラルキッチンTESSHIN(飯田市本町)で開催する。

昨年のイベントでKeyKeg酒を楽しむ参加者

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 飯田の日本酒文化を盛り上げようと、地元のラジオ局「飯田エフエム放送」が企画し、今年で3回目の開催。イベント名の「SusTaiN35」は「サステナブル(持続可能)な社会を目指すイベントにしたい」という思いと、喜久水酒造の地産地消商品「純米吟醸生原酒N35(北緯35度のテロワール)」をかけた。

 当日は「日本酒の味わいと料理とのマリアージュ」をテーマにミニセミナーや、同社CMソングを歌う「Pippin(ピピン)」のミニライブ、酒が当たる抽選会などを行う。日本酒はKeyKeg(キーケグ)の吟醸生原酒・解禁したばかりの「ひやおろし」、活性にごり酒、純米大吟醸スパークリングなど、当日限定の酒やオリジナルのレシピで作る日本酒カクテルも提供する予定。

 同社は7月で創業80周年を迎え企業ブランドの再構築を行い、「喜びを、醸す。」という信条を掲げ、酒で人と人をつなぐ理念を示した。シンボルマークは飯伊地域にあった37蔵が統合して誕生した歴史を、稲穂の3本の茎と7つの穂で表し、コーポレートカラーを最高級酒「翠嶂」にちなみ「翠」の色で表現。理念と共に「クレドカード」で社員と共有した。創業当時に使っていた銘柄「七が3つのキクスイ」を復活させる計画も示し、イベントへ向けて改めて思いを共有する。

 喜久水酒造営業部の下澤淳志さんは「日本酒のイベントは年に何回かあるが、より日本酒を深く知っていただけるイベントとしてSusTaiN35が存在する。喜久水の歴史を知るいい機会。一夏熟成した『ひやおろし』や当日限りの限定酒など、料理とのマリアージュを体感してもらえれば」と参加を呼びかける。

 開催時間は18時~20時30分。参加費は一人7,000円。予約は飯田エフエム放送のウェブサイトで受け付ける。

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