菅平高原(上田市)で行われる全国高校7人制ラグビー大会に出場する飯田OIDE長姫高校を激励する壮行会が7月18日、鼎文化センター(飯田市鼎中平)で行われた。主催は、ラグビーを中心とした地域スポーツ振興を掲げる総合型地域スポーツクラブNPO法人「南信州クラブ」。
花束と記念品を受け取る箕浦監督(右奥)と佐々木大輝キャプテン(右手前)
同校は4月20日、伊那市陸上競技場(伊那市)で行われた全国高校7人制ラグビー大会長野県予選の決勝戦で飯田高校を破り2連覇を果たして全国大会出場を決めた。
同NPO理事長の木下要弥さんは「全国の強豪チームと戦うことになるが、今までの練習の成果を発揮し1勝以上を達成できるように頑張ってほしい」と選手へエールを送った。日替わりキャプテン制を採る同校で、この日キャプテンを務めた佐々木大輝さんは「昨年全国の場を経験して、この1年間、フィジカル面を強化してきた。選手同士のコミュニケーションを大事にして全員で1勝を取りに行きたい」と抱負を語る。
今年から7人制の指揮を執る箕浦夕太監督は「アタック、ディフェンス共にしっかりプレッシャーをかけられるように、練習してきた形をしっかり出せるような準備してきた。いい報告ができれば」と意気込む。駆け付けたOB、保護者からは惜しみない拍手が送られた。
全国大会は7月21日に開幕。AからPの16グループのリーグ戦に分けられ予選を戦う。同校は茨城県の茗渓学園、徳島県の城東と共にOグループに入り総当たりで悲願の全国大会1勝を懸けてリーグ戦を戦う。リーグ戦の順位により1位がカップトーナメント、2位がプレートトーナメント、3位がボウルトーナメントに進み、それぞれ順位が決まる。