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4年ぶりの高校野球長野県大会開幕試合に下伊那農業が登場

飯田下伊那6校の入場行進の様子

飯田下伊那6校の入場行進の様子

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 第106回全国高校野球選手権長野大会の開会式と開幕試合が7月6日に松本市野球場(松本市)で行われ、下伊那農業高校が飯山高校と対戦し4回表0対3の時点で雨のため、継続試合となった。

上田県営球場での飯田エフエム放送の高校野球実況放送の様子 解説は今村亮太さん(左)、実況は木下寛章さん(右)

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 開会式では長野県大会に出場する全73校の球児たちが、松代高校出身で元東北楽天ゴールデンイーグルスの聖澤諒選手の先導で元気よく行進した。

 開幕試合は下伊那農業高校が飯山高校と対戦。下伊那農業先発の2年生原壮介投手が1回、2回とピンチを迎えながらも0点に抑える粘りのピッチングを見せる。小雨降る中、3回に1失点、4回に打ち込まれ2失点した時点で雨で中断となり、そのまま継続試合となった。7日の第3試合に組み込まれた継続試合は6回コールド、2対14で敗戦した。

 同校の松島健太郎監督は初日が終わった後、「1、2回の内容ができすぎで逆に緊張していた。いつも通りもっと楽しくできるはず」とコメント。キャプテンの熊谷嘉隆選手は「昨日は相手に流れが行った状態で終わったので、気持ちもリセットして、今日はこっちの流れでという気持ちの準備をした。チームとしてはいつも通り2日間野球を楽しめた」と話す。「4回の反撃は、昨日の反省点を生かして単打でつないでいく攻撃ができた」と振り返る。

 飯田下伊那の高校は阿南高校が部員不在で出場を辞退し6校が出場。7日は、県営上田球場で阿智連合(茅野・阿智・蘇南)と佐久平総合が対戦し、5回コールド、1対12で阿智連合が敗れた。

 8日は飯田高校が松本市野球場で須坂創成高校と対戦し10対0の5回コールドで飯田高校が勝った。飯田OIDE長姫高校は長野オリンピックスタジアムで日本ウェルネス長野高校と対戦し、延長11回タイブレークの末、9対4で勝利した。

 明日は松川高校が諏訪湖スタジアム(諏訪市)で松代高校と、飯田風越高校が県営上田球場(上田市)で上田東高校と対戦する。

 今年も飯田エフエム放送が飯田下伊那の高校の試合を実況中継する。ラジオは飯田下伊那地域のみで周波数はFM76.3MHz。アプリは、全国のコミュニティー放送が聴けるアプリ「FM++」をダウンロードして「飯田エフエム」を選んで聴く。

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