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飯田で大学ラグビー招待試合 地元出身選手が多数在籍する2大学が激突

昨年のラグビーフェスティバルでの天理大と明治大のスクラム

昨年のラグビーフェスティバルでの天理大と明治大のスクラム

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 飯田市総合運動場(飯田市松尾明)で6月19日、NPO法人「南信州クラブ」が主催する「第15回飯田ラグビーフェスティバル」の大学ラグビー招待試合として天理大学対大東文化大学の試合が行われる。

今年の出場も期待される天理大の北條拓郎選手

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 飯田下伊那地域はラグビーが盛んな地域で、人口約15万人ながら、小学生のラグビースクールが上郷・伊賀良・高森と3チームあり、中学生統合チーム「南信州クラブジュニアラグビースクール」は8チームしか出場枠のない全国大会に数年に一度は出場する強豪チーム。社会人のトップチーム「タニファ」の他に、女子チーム、40歳以上が対象の不惑チームもある。地元の高校には3校にラグビー部があり、飯田高校ラグビー班は昨年の花園にも出場した。

 そうした土壌がある飯田下伊那地域からは、大学ラグビーの強豪チームに進学する選手も増えてきた。一昨年の大学チャンピオン天理大学には現在、4人の地元選手が在籍し、関東リーグ戦グループの強豪大東文化大学にも4人の選手が在籍する。特に天理大の北條拓郎選手と大東文化大の稲葉聖馬選手は共に南信州ジュニアラグビースクール出身で同学年。ポジションも共にスクラムハーフで、高校時代は別々の高校で花園を目指して競ったライバルでもある。

 同NPO常任理事の小澤尚さんは「これまでも地元出身選手が在籍するチームを招待してきたが、両チーム合わせて8人というのは記憶にない。皆、中学時代に同じチームでプレーした仲間で負けたくない気持ちは強いはず。当日観にくる小中学生の後輩に、素晴らしいプレーを見せてくれれば」と期待を寄せる。

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