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飯田のコンビニ、「電話でお金詐欺」被害未然防止で飯田署が感謝状

笠原飯田警察署長(左)とローソン八幡町店小柴さん(中)三沢さん(右)

笠原飯田警察署長(左)とローソン八幡町店小柴さん(中)三沢さん(右)

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 飯田警察署が4月18日、架空料金請求詐欺の被害を未然に防止したローソン飯田八幡店(飯田市八幡町)に対し、署長感謝状の贈呈と「あなたの街のサギ防止優良店」認定書の交付を行った。

ローソン飯田八幡店の三沢一笑さんに笠原署長から感謝状が贈られる

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 同店は4月2日、来店した飯田市居住の70代女性が5万円分の電子マネーを購入しようとしたため、店員が購入理由を確認したところ、「パソコンが壊れてその修理代のため」と申し立てたことから、架空料金請求詐欺を疑い、警察に通報して未然に防止したという。

 この女性に対応した同店の三沢一笑(いちえ)さんは「女性から購入時に相談があり、購入金額が高額だったことから詐欺ではないかと疑い警察に通報した」と話す。以前もこのような場面に遭遇したことがあったが、「声をかけられず、電子マネーを購入した後に詐欺だと分かった苦い経験もあった」と明かす。店員の小柴麻衣子さんは「若い人は電子マネーの購入など慣れているので声をかけられない場合が多いが、年配の方の場合は、声をかけるよう普段から教育している」と話し、「今回は未然に防ぐことができて良かった」と話す。

 同店は2022年7月にも架空料金請求詐欺被害を未然に防止しており、今回が2回目の未然防止になることから、飯田署管内では18店舗目の「あなたの街のサギ防止優良店」に認定された。

 飯田警察署によると管内では今年に入り電話でお金詐欺が3件、735万8,000円の被害があり、最近流行のSNSによる投資詐欺、ロマンス詐欺は5件、4,003万2,000円の被害があったという。4月に入り、「金融機関が統合するのでシステムを改変する」「電話料金が未納になっている。払わないと裁判になる」「短期為替取引をして収入を増やしている」など手口が多様化しているという。

 同署生活安全課の小牧寛且課長は「インターネットや電話の相手は信用しない。お金の話は全て詐欺だと疑い、家族や警察に相談して」と呼びかける。「引き続きコンビニ店などと協力して詐欺を未然に防ぐことができれば」と話す。

 同署笠原敏克署長は同店に対し、「勇気を持って声をかけていただけた。今後も本来の業務以外で負担をかけると思うが、被害に遭わないような取り組みを引き続きお願いしたい」と感謝の意を述べる。

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