「東野区民文化祭 芸能発表会」が10月22日、東野公民館(飯田市宮の前)で開かれた。今年で51回目。地区内外から約100人が来場した。
当日は、同館を利用するグループやサークル、同地区にゆかりのある団体12組が出演。飯田マジッククラブによるマジックショーでは、穴が開いた2つの筒を重ね、一方をスライドさせると中からビール瓶が登場。グラスが用意されビール瓶を傾け中身が注がれると会場から大きな拍手が送られた。飯田東中学校吹奏楽部は米津玄師の「ピースサイン」など3曲を披露。来場者らは手拍子で演奏を盛り上げた。
週2回、同館と伊賀良公民館(大瀬木)で稽古を重ねる「日本空手協会 飯田支部 伊賀良東野道場」が初出演。道場生の1~4年生7人が「形」を披露。客席からは「かっこいい」「強そう」などのかけ声も飛んだ。フルートとハーモニカのユニット「K&M」は、「荒城の月」「さくら」などを演奏。事前に歌詞カードも配布されていたため、演奏に合わせ口ずさむ来場者の姿も見られた。
中学生による人形劇や、篠笛、扇を使った舞、バンド演奏のほか、飯田東中3年有志によるリンゴジュースの販売も行われた。