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飯田のシンボル「風越山」でマラソン大会 340人が健脚競う

雨の中スタートする選手ら

雨の中スタートする選手ら

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 「風越登山マラソン大会」が10月9日、今宮野球場(飯田市丸山町)を会場に開かれた。今年で69回目。

昨年の優勝者による選手宣誓

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 同大会は、「市民の健康維持、体力増進を図るとともに、郷土の山「風越山(かざこしやま)」を愛していく」ことを目的として1948(昭和23)年に第1回大会を開催。その後、中断した時期もあったが、1995(平成7)年に復活した。

 当日は、「登山マラソンの部」「みんなで走ろうの部」の2部門、16種目に全国各地から343人が参加。雨天のため白山社奥宮を折り返す「白山社コース」は折り返し地点を変更。ウオーキングの部は中止した。

 今年は、コロナ禍で中止していた飲食ブースを再開し、キッチンカーが出店。地元の高校生らがボランティアスタッフとして参加し、ゴールしたランナーに水や完走賞を手渡すなど運営に携わった。この他、チーム対抗戦や4年ぶりとなる抽選会も行った。

 同大会で一番過酷な「白山社コース」では、愛知県から初参加の加藤聡さんが優勝した。7年ほど前からトレイルランニングを始めたという加藤さん。「山を登って下るマラソン大会と聞いて興味を持ちエントリーした。かなり足元が悪かったが、完走できて良かった。上りがきつかった」と振り返る。

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