飯田市と下伊那郡13町村で構成する南信州広域連合は、自動車のナンバープレートに独自の地域名を表示する「ご当地ナンバー」の図案優秀作品6点を選定し、9月30日、住民投票を始めた。
2025年5月ごろの交付を予定する、ご当地ナンバー「南信州」の図案は6月までに338点の応募があった。飯田青年会議所が実施した「小学生南信州図柄コンテスト!」の優秀作品20点と合わせた358点の中から、南信州ご当地ナンバー創設推進協議会の検討委員会で協議し、優秀作品6点に絞った。
飯田下伊那地域の14市町村で登録される自動車と軽自動車のナンバープレートの図案となる。デザインは、南信州全体の魅力を表現するもので特定の市町村のPRに偏らない事、自動車へ取り付けた時に登録ナンバーが明確に見えること、などから6点に絞ったという。
投票は11月5日まで、同広域連合のウェブサイトで行うほか、土曜・日曜・祝日を除く11月2日までは、各市町村に投票用紙を設置する。設置場所は13町村役場、飯田市役所と同市自治振興センター「座光寺、松尾、下久堅、上久堅、千代、龍江、竜丘、川路、三穂、山本、伊賀良、鼎、上郷、上村、南信濃」の15カ所。1人1作品の投票とする。
同広域連合事務局総務課広域振興係長の壬生庸佑さんは「この地域に関わりのある方、多くの方に投票に参加していただきたい」と呼びかける。住民投票からデザインを決定し、国へ12月に申請する予定。