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飯田で「南信州環境メッセ」ゼロカーボン社会へ向け60団体参加へ

「南信州環境メッセ2022」屋内会場の展示ブース

「南信州環境メッセ2022」屋内会場の展示ブース

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 「南信州環境メッセ2023」が10月28日・29日の2日間、飯田のエス・バード(飯田市座光寺)で開催される。

「南信州環境メッセ2022」屋外会場の展示ブース

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 「リニアとともににぎわう環境先進地を目指して」をテーマに、「メッセ」に名称を変更して3年目となる同イベント。28日の「ゼロカーボンミーティングin南信州」では、立命館大のラウパッハ・スミヤ・ヨーク教授が「地域連携を軸にしている脱炭素経営」と題して基調講演を行い、その後、パネルディスカッションや松尾小学校、龍江小学校の取り組みを発表する。

 29日はエコレンジャーショーやエシカルシンポジウム、飯田市が主体となる「うごくる」のワークショップや子どもたちを対象にしたゼロカーボン講座などを行う。

 2日間で60団体が参加。屋内会場では、参加団体や企業などによる製品紹介や、商品販売、体験会、相談会などを行う。屋外会場では、次世代自動車、EVバスの展示や試乗会、地元の高校生が制作した競技用車両のデモ走行、環境学習を取り入れた移動水族館、エアロバイク型人工発電体験なども行う。エコやエシカルに取り組むキッチンカーやフードコーナーの出店もある。

 この他、会場内を巡ってスタンプを集めた参加者に記念品を用意するスタンプラリーなどの子どもが楽しめる企画、飯田エフエム放送による公開生放送(28日12時~15時)も行う。

 中島武津雄実行委員長は「今回は季節も非常にいい時なので、昨年の倍くらいの来場者があるとうれしい。それが一つの引き金になって脱炭素に向けての活動が進んでいくのが理想」と先を見据える。

 島田洋治副実行委員長は「昨年からエネルギー問題に直接関わってる人たちなどが参加し、本当の意味での環境メッセという方向に向かっている」と話す。「リニア開通に向け、南信州が環境の先進地としてにぎわうため、家族そろって来ていただき、環境問題に関心を持ってもらう、いい機会にしてほしい」と多くの来場を呼びかける。

 開催時間は両日とも10時~16時。入場無料。会場の様子はオンラインでも配信する。

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