飯田市は、市政情報や地域の魅力を発信する、本年度の飯田短期大学(飯田市松尾代田)学生レポーター「いいレポ☆」に6人を任命した。
同市が2013(平成25)年度から同大と連携している取り組みで、これまでに今回の6人を含め延べ77人の学生レポーターを任命してきた。若者の感性で情報発信することで、市民に市政情報を身近なものとして感じてもらう目的で、地域のイベントなどを取材し、主にインスタグラムなどで情報を発信している。
今回任命されたのは、幼児教育学科2年の中島実夢さん、林和花(のどか)さん、宮下希帆さん、同1年の三浦真奈さん、宮澤果保実さん、宮田和香さんの6人。
任命に当たり、佐藤健飯田市長は「行政の発信は堅苦しいところがある。学生目線で見た飯田のいいところを発信してほしい。イベントだけでなく、日常生活の中でふと見つけたものを積極的に発進してもらいたい」と要望した。
いいレポ☆の活動として2年目の林さんは「昨年はコロナ禍で思うような活動ができなかった。魅力を伝えきれていないので、今年はマスクを取って元気よく一つでも多く発信したい」と意気込む。今年初めての活動となる1年の三浦さんは「インスタグラムを中心に発信する。世界中に飯田の魅力を見てもらいたい」と話す。
飯田短大は、本年度から飯田女子短期大学から、校名変更したばかり。佐藤市長から校名変更の印象や雰囲気などを聞かれると、学生たちは「とても緊張する。男子学生がいることでいろいろ気を遣うことが多くなった」と少し照れながらも質問に答えていた。