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喬木村に地産地消の飲食店アグリカフェITANE」 料理長が描く独自キャラも

「アグリカフェ ITANE」店内で田中悦子店長(左)と樋口正一料理長(右)

「アグリカフェ ITANE」店内で田中悦子店長(左)と樋口正一料理長(右)

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 地産地消の飲食店「アグリカフェITANE(いたね)」が11月30日、喬木村運動公園近く(喬木村帰牛原)にオープンした。

オリジナルメニュー「ITANEライス」(900円)

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 2020年3月から今年8月まで、たかぎ農村交流研修センター内の「キッチンきまぐれコーナー」で火曜水曜限定のランチ営業をしていた「アグリカフェたかぎ」が前身の店で、念願かない、今回のオープンに至った。

 喬木村の高台に位置する店からは2027年開業予定のリニア中央新幹線の地上部も見通せる予定。屋上に備えた見晴らしウッドデッキ(階段未完成)からは天竜川を眼下に中央アルプスなどの眺望も楽しむことができる。

 店内には、料理長の樋口正一さんが描いたITANEのキャラクター「ブランゾンとチャモロ」の絵画を装飾。「ブランゾン」はブランコで遊ぶゾンビで独自のストーリーも考えた。樋口さんは絵を描くのは初めてで、右も左もわからず独学で完成させたという。

 喬木村産の「信州くりん豚」を中心にレモンなどの村産の果実を積極的に取り入れ地産地消メニューの提案に力を入れる。信州くりん豚は「くりん豚カレー」(1,000円)や「ITANEライス」(900円)などに使う。店長の田中悦子さんが名古屋出身で、「あんかけスパゲッティー」や「名古屋きしめん」(以上900円)などの名古屋めしメニューも用意。クロワッサンやケーキ、喬木村のキャラクター「ベリー&ゴーのロールケーキセット」(700円)などのカフェメニューもそろえる。

 田中さんは「地域の食材を取り入れるなど、地元の皆さんに愛される店を目指したい。観光客に喬木村の魅力を発信できるような拠点にもしたい」と意気込む。

 営業時間は10時~18時。

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