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飯田と高森の企業、エールを込め地元の高校2校にラグビーボール寄付

飯田OIDE長姫高校にラグビーボールを寄付するイーアーツ電工の木下敦夫社長(右前)と飯田建設の三石芳久社長(右奥)

飯田OIDE長姫高校にラグビーボールを寄付するイーアーツ電工の木下敦夫社長(右前)と飯田建設の三石芳久社長(右奥)

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 飯田の総合電機設備会社「イーアーツ電工」と高森町の建設会社「飯田建設」が10月3日、飯田OIDE長姫高校ラグビー部と飯田高校ラグビー班に、それぞれラグビーボール7個を寄贈した。

飯田高校にラグビーボールを寄付するイーアーツ電工の木下敦夫社長(右前)と飯田建設の三石芳久社長(右奥)

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 イーアーツ電工の木下敦夫社長は元飯田工業高校(飯田OIDE長姫高校の前身)のラグビー部出身。仕事のつながりの中、飯田高校出身で飯田建設の三石芳久社長に声をかけ、今回の寄付に至った。

 ラグビーボールは白地に緑と青のカラーリングの公式球で、それぞれの企業名を入れた。
木下さんは「ラグビーを経験していたが、当時は岡谷工業が強かった。今は飯田の高校が強くなってきているので、高校生の活躍を形にして応援したい」、三石さんは「ラグビー部での経験は今後、社会人になって仕事をするとき必ず役に立つので頑張ってほしい」と、それぞれ思いを話す。

 飯田OIDE長姫、日替わりキャプテンの後藤慶伍さんは「10月12日から始まる花園予選をしっかり勝って恩返ししたい」、奥田光稀さんは「ラグビーを通じて、いい人間性を築ける大人になりたい」と、それぞれ感謝の気持ちを伝える。

 飯田高校ラグビー班は、雨のため松尾総合運動場の体育館で練習。集まった部員らに声をかけ、ラグビーボールを手渡した。キャプテンの北原慎一朗さんは「感謝を忘れずにラグビーに取り組みたい。頂いたボールがボロボロになるまでチーム全体としていろいろな技術を習得したい」と意気込む。

 花園を目指す全国高校ラグビーフットボール大会長野県予選は10月12日に開幕し、飯田OIDE長姫の1回戦は菅平サニアパーク(上田市)で岡谷工業高校と対戦。勝った方が19日に飯田総合運動場(飯田市松尾)で飯田高校と対戦し、勝った方が11月3日に南長野運動公園総合球技場で行われる決勝に駒を進める。昨年の決勝戦では両校が対戦し、飯田OIDE長姫が勝利し花園の切符をつかんだ。

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