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飯田でプロから教わる「漫画教室」 本をモチーフにしたキャラクター描く

ペンを使った描き方を教える好本さん

ペンを使った描き方を教える好本さん

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 「プロのマンガ家から教わるマンガ教室 図書館の分類キャラクターを描こう」が10月6日、丘の上結スクエア(飯田市東和町)内「ムトスぷらざ」で行われ、中学生以上の14人が参加した。

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 同イベントは、「数多くある本をキャラクター化することで、本に興味を持ち、より身近に感じてほしい」と飯田市立中央図書館が企画した。

 講師を務めたのは、同市出身の漫画家・好本拓郎さん。アニメ化や実写化もされた漫画「銀魂(ぎんたま)」の作者・空知英秋さんの下でアシスタントを経験し、著書にはラグビーを題材にした「ノーサイドクエスト」がある。

 当日は、アイデアの出し方や基本的な描き方を学び、図書館の本の並べ方の決まりである「分類」をキャラクター化し、実際に描く内容で行われた。参加者の米山はるかさんは「これまではインターネットを参考にすることが多かったが、本を使ってアイデアを集めたり、広げたりすることが勉強になった」と話す。

 今回作成したキャラクターは、おのおの持ち帰り彩色などを経て完成させ、今月27日までに提出。11月2日に参加者へ返却する。その際、好本さんが感想を伝え、アドバイスする予定。その後、作品を複製し、ムトスぷらざ内にある「飯田駅前図書館」で掲出する。

 好本さんは「それぞれ個性やモチーフが違うので、否定しないようにアドバイスすることを心がけた。皆、上手で驚いた」と振り返る。

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