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「いいだ人形劇フェスタ」開幕 「一つでも多くの感動を」

公式キャラクター「ぽぉ」の顔出しパネルが設置された飯田文化会館

公式キャラクター「ぽぉ」の顔出しパネルが設置された飯田文化会館

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 国内外の人形劇団が飯田下伊那地域のホールや学校、公民館などを会場に人形劇を上演する「いいだ人形劇フェスタ2024」が8月1日、飯田人形劇場(飯田市高羽町5)でのオープニング公演、「人形劇団えりっこ」による「ふしぎの森のヤーヤー」で幕を開けた。

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 今年は、「やろうよ みんなで」をテーマに開催。出演劇団をはじめ、公演に携わるスタッフ、観客も含めた皆で「それぞれのフェスタを作ろう」という思いを込めたという。実行委員長の原田雅弘さんは「オープニングセレモニーの盛り上がりから、皆が開催を待ち望んでいたことが分かってうれしかった。一つでも多く感動を持って帰ってほしい」と期待を込める。

 公演会場の一つ、飯田文化会館(高羽町5)のロビーに同フェスタのマスコットキャラクター「ぽぉ」が登場すると、訪れた子どもたちから歓声が上がり、写真撮影などを楽しんでいた。

 昨年はコロナ禍の影響を考慮し、海外からの参加は台湾と韓国の劇団に絞られていたが、今年は、イタリア、オランダ、ハンガリー、マカオ、台湾、韓国から8つの劇団が参加する。

これまでは野外での公演やイベント、公式グッズの販売などを「セントラルパーク」と題して、飯田中央公園(伝馬町1)で行っていたが、例年の猛暑対策として今年から飯田駅前の「丘の上結いスクエア」(東和町2)内の同市公民館「ムトスぷらざ」へ内容を引き継いだ。

 期間中は人形劇公演のほか、人形を作って、実際に動かしてみる「わくわくワークショップ」、劇団員が人形を手にしながら中央通りを練り歩く「わいわいパレード」、街の中も巡ってもらおうと地域の企業や店舗が店頭などに人形を飾る「ウエルカム人形展」も開催する。

 観劇には、公演会場などで購入できる参加証ワッペン(700円)が必要。有料公演は別途チケットの購入も必要となる。開催は今月4日まで。

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