南信州産シードルの直売イベント「あつまれシードルの谷」が6月6日、「道の駅 南信州とよおかマルシェ」(豊丘村大字神稲)で始まる。主催はNPO法人国際りんご・シードル振興会。
伊那谷で生産されるシードルの認知向上と観光誘客を目的に開く同イベント。昨秋に初開催し、今回が2回目。春開催は初めてで、サクランボ狩りシーズンに合わせ、中京圏などから訪れる観光客にも南信州産シードルを知ってもらう狙いがある。
同NPOによると、2025年の国内主要4品評会で評価された国産シードルのうち、最も多くの受賞を獲得した産地が南信州エリアだという。国内全体の受賞数に占める割合は42件で33%に上り、全国最多。長野県は国内シードル生産量の約半数を占めるとされ、その中でも南信州地域では約30蔵がシードルを醸造し、存在感を高めているという。
会場では、日替わりでシードル生産者が出店し、生産者本人から製法や風味の違いを聞きながら試飲・購入できる。「カモシカシードル醸造所」「やまき北村農園」「子白農園」「Cider Barn & more」「農園野風」「VinVie(ヴァンヴィ)」「マルカメ醸造所」「倉澤農園」「喜久水酒造」「ファーム&サイダリーカネシゲ」など、4日間で延べ11事業者が参加。ゲスト出店として「ドメーヌ・ド・ユノハラ」(松本市)も加わる。昨秋は4日間で約200人が来場したという。
南信州・飯田産業センターの地域ブランドコーディネーター寺澤一さんは「実際に土地の雰囲気を感じながら、その土地で育ったリンゴから造られたシードルを楽しんでほしい。南信州ならではのおいしさを知ってもらえれば」と来場を呼びかける。
開催は6月6日・7日、13日・14日の10時~15時。入場無料。