炭火焼き肉店「火氷(ひひょう)」(飯田市羽場町2)が6月から、土曜・日曜限定でかき氷の提供を始める。
2026年4月1日にオープンした「YAKINIKU×KAKIGORI」
同店は4月1日にオープン。「YAKINIKU×KAKIGORI」をコンセプトに、炭火焼き肉と食後のかき氷を提供している。
店主の村澤建太郎さんは、2023年から「かき氷専門店 氷太郎(ひょうたろう)」の名前で各地に出店し、かき氷を販売してきた。これまでに「稲垣来三郎匠」(飯田市上郷)や「道の駅 南信州とよおかマルシェ」(豊丘村)などへ出店。きっかけは「増田和菓子店」(伊豆木)とのあんを使ったコラボかき氷販売だったという。村澤さんは「和菓子好きな人たちにも食べてもらえたことで、『かき氷を食べたい』という声が広がっていった。とてもありがたかった」と当時を振り返る。
かき氷には、48時間以上かけて凍らせた氷を使用。氷点下5度ほどまで温度を緩めて削ることで、「頭がキーンと痛くなりにくい食感に仕上げる」という。「よりフワフワな口当たり」を目指し、かき氷を削る刃は自ら研ぐほか、故障に備えて氷削機も2台を用意する。
メニューは、黒蜜ミルク、抹茶ミルク(以上880円)、イチゴ杏仁ミルク(1,100円)など。中でも一番人気は「イチゴ杏仁ミルク」で、杏仁豆腐の風味を加え、トッピングとして杏仁豆腐も添える。イチゴは豊丘村産を使い、夏には喬木村産へ切り替える予定。7月には飯田市上村産ブルーベリーを使ったメニューも計画する。
村澤さんは「食べ歩きをする中で、フワフワでおいしいかき氷を南信州でも提供したいと思った。地域にはおいしい果物がたくさんあるので、かき氷を通して魅力を伝えたい」と話す。
5月に試験的に昼営業を行った際には、「かき氷だけ食べたい」という声を受け、告知をほとんど行わない中でも30人以上が来店。「近所の方から『昼間やっているのをインスタで見た』という声もあった」と振り返る。
今後について、村澤さんは「焼き肉の街・飯田としてリニア開通に向けて、長野は果物も豊富にあることを発信したい。最終的には市田柿を使った地域ブランドのかき氷を作れたら」と意欲を見せる。
提供時間は土曜・日曜の12時~16時。