「ミュージック・アート・カフェ クイーン」(高森町牛牧)で5月30日、20周年を記念した「マイカップ展」が始まった。
高森町 「ミュージック・アート・カフェ クイーン」で2026年5月30日、20周年を記念した「マイカップ展」が始まっ。
2006(平成18)年6月に開店した同店が、20周年の節目を迎える記念の月に合わせて企画した。同店では開店当初から陶芸作家による個展や作品展を開いており、「マイカップ展」も長年続けてきた企画の一つ。店主の林早月さんは「新年に開催した『お正月を彩る器展』が好評だったことから、20周年の節目の月に合わせて開いた」と紹介する。
同店は、カレーやパスタ、サンドイッチなどの軽食を提供するほか、自家焙煎(ばいせん)コーヒーなどのドリンクもそろえるカフェとして営業。店内では音楽ライブやアート展示なども開いている。
出品するのは、「悠山窯」の篠田弘明さん、「会染窯」の篠田明子さん、「山の木窯」の岡田和也さん、「尾林窯」の水野明子さん、「工房水木」の北澤瑞樹さん、篠田裕貴さん。各作家が約60点ずつを持ち寄り、マイカップのほか、ご飯茶わん、小鉢、豆皿、スープカップ、ボウルなど合わせて約350点を展示販売する。
北澤さんは会期中にも新作を焼き上げて追加する予定で、20周年に合わせた動物柄のマイカップも用意。「この展示会場へ出品するのは初めて。記念の年に参加できてうれしい」と話す。
開店当初から同店で個展を開いている岡田さんは「夏前の時期に合わせた作品。普段使いの器をじっくり手に取ってほしい。使いやすさを考え、できるだけ器を中心に制作した」と話す。きめ細かく、しっとりとした黒色の土に鉄分を混ぜ、マットな質感に焼き締めたマイカップや楕円(だえん)形の鉢など新作も並べる。
岡田さんは「林さんを中心に、なじみの方々が多く、地元の方に愛されている店。リンゴ狩りなど観光シーズンには遠方から訪れる人も多く、ゆっくりくつろぐ姿も見られる。訪れた人をがっかりさせないよう思いを込めて制作した」と話す。
林さんは「カップ展は開店当初から続けてきた企画で、作品展を続けるきっかけにもなった。店を20年続けてこられたことに満足している。常連の方や遠方から足を運んでくださる方など、多くの人に支えられてきた」と感謝の気持ちを込める。
観覧時間は10時~17時。金曜定休。期間中、3,000円以上の作品購入客には記念品を進呈する。6月14日まで。観覧無料。