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「よっしーのお芋屋さん」×「まめのは飯田」 アレルギー対応「飯田線サブレ」発売

飯田線サブレを手に「よっしー」こと吉川ゆうじさん(右)と増田梓店長(左)

飯田線サブレを手に「よっしー」こと吉川ゆうじさん(右)と増田梓店長(左)

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 「よっしーのお芋屋さん飯田駅店」(飯田市東和町)と焼き菓子の店「mamenoha(まめのは)飯田」(上郷)が9月24日、アレルギー対応の菓子「飯田線サブレ」の販売を始めた。

飯田線サブレバラ売り ココアとプレーン

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 「よっしーのお芋屋さん飯田駅店」は「よっしー」こと吉川ゆうじさんが今年2月にオープンし、主力商品の焼き芋のほか、冷凍の焼き干し芋、地元・飯田の和菓子店「田月」の大福、「太陽米穀」のおにぎり、「ゆめのや工房」のパンなども取り扱う。

 「まめのは飯田」は、元々お菓子作りを趣味にしていた店主の平澤さおりさんが、子育てをする上で「安全で安心なものを食べさせたい」との思いから、おからを使ったさまざまなお菓子作りを始め、いつか「自分の店を持ちたい」という夢を実現させようと2022年12月に開いた焼き菓子店。

 商品開発のきっかけについて吉川さんは「アレルギーがあるから焼き芋しか食べないという人が多い。うれしいが心が痛んでいた。本当は子どもたちと一緒に同じものを食べたい。アレルギー対応のものがあればうれしいという話をよく聞いた」と話す。

 さまざまな菓子店をリサーチしたが「卵・乳・小麦を使わない菓子は技術的にも、味わい的にも難しい」と言われた。ある時、おからのクッキーを作っていた「まめのは飯田」の存在を知り、アポなしで店を訪ね、思いを伝えたところ、三大アレルギー食品と言われる卵・乳・小麦を使わないサブレを共同開発することになり、試行錯誤しながら今回の発売に至った。味はプレーンとココアの2種類で、主に米粉やおからパウダーなどを使う。

 吉川さんは「アレルギー対応の菓子の存在を知ってもらったり、飯田線を知ってもらったりするきっかけになれば」と思いを話す。

 パッケージのイラストを描いたという平澤さんは「おじいちゃんと子どもたちが一緒に楽しめる雰囲気と、自分なりの飯田線のイメージを絵にしてみた」と話し、「土産品を購入する際、アレルギー成分的に買えなかった人も購入できる商品なので、ぜひ手に取っていただければ」と呼びかける。

 価格は、1枚=240円、1箱(プレーン3枚、ココア3枚)=1,680円。「よっしーのお芋屋さん飯田駅店」の営業時間は、平日8時~16時、土曜祝日10時~16時。日曜・月曜定休。飯田駅店と駒ヶ根本店で扱う。

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