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猛暑の市街地で「飯田りんごん」 若者が躍動、3600人が元気に踊り披露

「りんごん大賞」を受賞した「飯田女子高校」連

「りんごん大賞」を受賞した「飯田女子高校」連

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 飯田まつり「第43回飯田りんごん」が8月3日、飯田市の中心市街地で開催された。

高校生フェス「ブルー・リーブス・フェス」の一幕

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 日中の飯田市は37度まで気温が上がり、中心市街地で行われた「ふれあいアップルタウン」では、サイコロゲームや輪投げ、射的などの縁日広場、サッカーやラグビーの体験ブース、キッチンカーや屋台などでにぎわった。各所に設けられたステージでは人形劇の公演や和太鼓、ダンス、音楽のパフォーマンスも通りを盛り上げた。

 今年初開催の高校生フェス「ブルー・リーブス・フェス」では、飯田まつり市民事務局の高校生らが中心となって企画進行などを担当した。市民事務局スタッフで飯田女子高校の金田麻衣さんは「高校生だけのイベントで、不安もあったが楽しくできた。とてもいい経験になった」と振り返る。

 夜の飯田りんごんは、コロナ禍で減った参加者は戻らず、踊りのエリアも縮小されたままだったものの、67団体、3600人が参加し、2万5000人の観客でにぎわった。踊り手たちは「りんごん、りんごん、ほいおいな」のかけ声とともに元気な踊りを披露。飯田市産業親善大使の「おぐねぇー」こと小椋ケンイチさんも音頭を取り、踊りの輪に溶け込んだ。小椋さんは「10年ぶりに参加したが、驚くほどのにぎわいで、期待を裏切らず大満足」と話していた。

 りんごん大賞は飯田女子高が受賞。ピンク色のTシャツでそろえた70人の踊り手が、高校生らしい元気のいい掛け声で、調和の取れた踊りを披露した。地元ケーブルテレビのインタビューで「『大きな声で元気よく』を心掛けて踊った。みんなで集まって3日間、振りをそろえるなど練習してきた。元気を届けられて良かった」と振り返る。

 準大賞は「全力投球21 追手町小学校6年1組」「浜小6年Let’s Last Challenge!!」が、審査員特別賞としてコスチューム賞は「クラシックバレエ教室マキバレエロワイヤル」、マンモス賞は「飯田東中学校」、調和賞は「BBA」、ハッスル賞は「松尾小学校6年1組」が、高校生が審査したブルリ賞は「CHIYAPONS(ちゃぽんず)」が、それぞれ受賞した。

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