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「飯田りんごん」4年ぶり開催 中心市街地にぎわい戻る

りんごん子ども大賞「浜小6年チーム六幻」

りんごん子ども大賞「浜小6年チーム六幻」

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 飯田まつり「第42回飯田りんごん」が8月5日、飯田市の中心市街地で4年ぶりに開催された。

地元ケーブルテレビのインタビューに答える、りんごん大賞を受賞した「追手町30」の児童たち

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 飯田りんごんは1982(昭和57)年から続く市民祭りで、中心市街地の中央通り、銀座、知久町、伝馬町の商店街を歩行者天国として昼間の「ふれあいアップルタウン」や夜の「飯田りんごん踊り」が行われる。2020年はコロナ禍により計画段階で中止に。2021年は計画したが中止。2022年は開催直前で新型コロナウィルスの感染が拡大して中止となった。

 日中は「ふれあいアップルタウン」が中心市街地で開催され、歩行者天国となった通りでは、サイコロゲームや輪投げ、射的などの縁日広場、自動車やバイクの展示、キッチンカーや屋台などでにぎわった。和太鼓やダンス、音楽のパフォーマンスも通りを盛り上げた。
今年は飯田駅100周年記念やりんご並木70周年などのイベントもあり、飯田市街地が4年ぶりに多くの人でにぎわった。

 飯田りんごんは66団体、3600人が参加し、「りんごん、りんごん、ほいおいな」のかけ声を響かせ、熱のこもった踊りを披露した。踊りの時間は例年より30分早く始まり、18時30分にスタートし20時までと、従来よりも15分短縮された。コロナ禍前よりも踊り手の参加人数が少なかったため、踊りのエリアも縮小された。

 佐藤健飯田市長は就任後、初となる「飯田りんごん」。冒頭のあいさつで「待ちわびたお祭り、踊る人は前回までのコロナを吹き飛ばす勢いで。また原点に返って正調踊りをしっかり踊りましょう」と呼びかけた。

 りんごん大賞は追手町小学校の6年生児童からなる「追手町30」が受賞した。地元ケーブルテレビのインタビューで児童たちは「4年ぶりの踊りが小学校で最後の踊りになったが、一番いい賞を取れてうれしかった」と話した。その他、保育園対象の「リンごんっ子大賞」は「飯田中央保育園」が、小学生対象の「りんごん子ども大賞」は「浜小6年チーム六幻」が、中学生対象の「りんごん未来大賞」は「鼎中学校3年4組」がそれぞれ受賞した。

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