「阿智の夏まつり」が7月27日、阿智村の駒場区自治会館周辺を会場に開催される。
みこしや「阿智まつり音頭」、出店の他、「火まつり」や花火大会を行う同まつり。昨年始まった「女性みこし」では、火まつりで使うたいまつを、火がついていない状態で同日20時からみこしとして担ぐ。同村協働活動推進課の櫻井拓巳さんは「新しい伝統を作ろうと始まった。年齢に関係なく多くの方に参加してほしい」と、前日までの申し込みを呼び掛ける。
当日は、17時50分から駒場区自治会館前で太鼓演奏などのステージが繰り広げられ、18時25分から「黒丑(くろうし)舞演舞」があり、同30分から、みこしと一緒に練り歩く。19時30分から1400発の「大煙火打ち上げ」、20時15分から「火まつり」へと続く。焼き鳥やフランクフルト、五平餅、ソフトクリーム、ラムネなどの飲食を販売する屋台12店舗以上が、14時から順次開店する。
同村は上中関(かみなかぜき)、中関、駒場(こまば)、伍和(ごか)、智里東(ちさとひがし)、智里西、浪合(なみあい)、清内路(せいないじ)の8つの自治会から成り、各地区の育成会や青年部などが団体で参加する。櫻井さんは「浪合、清内路との合併が平成にあり、より広い面積になった阿智村。全ての地区の子どもから大人まで参加し、にぎわいあるまつり。ぜひお出かけいただければ」と紹介する。