ブルーベリーの産地・大鹿村で7月5日、「ブルーベリーフェア」が始まる。開催は今年で4回目。
大鹿村は、長野県内では1975(昭和50)年ごろからブルーベリーの栽培にいち早く取り組んできた。同村のブルーベリーは高い標高と急傾斜地による日中の寒暖差という環境下で育てられるため、濃厚な味わいが特徴だという。
7月はブルーベリー狩りが始まる時期で「秋葉路(道の駅歌舞伎の里大鹿)」「するぎ農園」「前澤産業」「羽打農園」の4カ所で受け付ける。いずれも予約制。
村内の飲食店などでは期間限定でブルーベリーのメニューを提供する。道の駅では「塩ミルク・ブルーベリー味のジェラート」(400円)、大池高原HAKKO OOSHIKAでは「ブルーベリーと桃のフルーツパフェ」(1,580円)、するぎ農園では「濃厚ブルーベリーラッシー」(550円)」、塩の里直売所soL-Ka(ソルカ)では「ブルーベリーヨーグルトのジェラート」(350円)など、農家カフェBAUでは「平飼い有精卵でオムライスのブルーベリーデミグラスソース」(1,300円)など。大鹿村さくら組は今月15日まで、「ブルーベリー枝染」を道の駅で展示販売する。
今年初の試みとして「日本で最も美しい村」のひとつに認定されている大鹿村をマウンテンバイクなどのレンタルEバイクで巡る自転車ツアーを行う。大鹿村産業建設課の木下雄貴さんは「村のきれいな空気とおいしいブルーベリー料理を楽しめる3つのブルーベリーグルメツアーと4つのブルーベリー狩りツアーを用意した。グルメ好き、スポーツ好き、自然好きにはお薦めのツアーなので、ぜひ体験してほしい」と参加を呼びかける。
フェアは今月22日まで(自転車ツアーは21日まで)。