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ニホンザルへフリーズドライ納豆 飯田動物園で節分イベント

指で納豆を拾うニホンザル

指で納豆を拾うニホンザル

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 飯田市立動物園(飯田市扇町)で2月3日、節分イベントが開催された。

ニホンザルへ納豆を与える

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 同園では数年前から春の節分の頃に、節分イベント「ニホンザルに豆をあげて、食べる様子を観察しよう!」を開催する。猿山のニホンザルへ来園者が豆をまいた。当日は飼育スタッフの伊藤崇さんが納豆の与え方を解説。「一粒ずつ指で器用に豆を拾って口へ運ぶ様子」などの観察ポイントを習い、親子連れなどが楽しんだ。

 昨年同様、今年も旭松食品(同市駄科)からの差し入れ「フリーズドライ納豆」を与えた。納豆を乾燥させてあるため糸を引かず「ねばねばしない」のが特徴で、味や匂いは納豆と同じだという。

 22頭のニホンザルを飼育する同園。伊藤崇さんは「一目置かれているのは雄のジャクソン。数世帯が群れで暮らしている」と、ニホンザルの習性を紹介する。

 同園では1日3回、ニホンザルに餌を与える。内容は、おからや大根、白菜、ネギ、リンゴ、干し柿などで、地元農家からの提供もあるという。

 伊藤さんは「納豆を初めて与えた年の最初は、すぐに食べたり、様子を見たりと行動が分かれた。一度食べるとおいしさが分かり、今では納豆を待っているようだ」と数年前からを振り返る。

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