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飯田・元善光寺で春の節分に厄よけ祈願 4年ぶりの豆まきも

世話役が福豆をまく

世話役が福豆をまく

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 飯田の元善光寺(飯田市座光寺)で2月3日、「大護摩祈とう 節分会」が行われた。

「お守り」を買い求める参拝客

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 当日は本堂で3回に分けて、厄よけなどで申し込んだ参加者が、それぞれ1時間ほどの祈とうを受けた。本堂から境内に金が鳴り響き、後半では太鼓の音も鳴り渡った。

 厄よけに続き4年ぶりとなる豆まきも行われた。厄よけ祈願の参加者は本堂で、参拝者は授与所で、本多秀道住職や総代、世話役が「福は内」の声に合わせながらまく「福豆」を拾った。

 名古屋から初めて元善光寺を訪れたという女性は「豆まきがあると知らずに来た。寺の方に親切に案内していただいたり、飯田の親子連れが声をかけてくれたりして、人との縁を感じる。元善光寺とゆかりのある寺を巡り、節分のような日本文化に触れる機会を作りたい」と福豆を手に話す。

 阿南町から厄よけ祈願に訪れたという女性3人は「前厄、後厄、それぞれ払いに来た。これで良い年になっていく」と口々に話していた。

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