与えられた課題を解きながら羽場・丸山地区内のおよそ3.7キロのコースを歩く「第5回羽場地区ふれあいウオークラリー大会」が5月29日、開催された。
羽場地区で「ふれあいウオークラリー大会」 課題を解きながらまち歩き
同イベントは2年に一度開催しており、家族、友人、職場の同僚など4~6人でグループを組んで参加し、今回は11グループが参加した。
歩くことで普段暮らしている地域を見つめ直し、魅力の発見や防災についても考える機会としている。参加者は、図形や記号で描かれたコース図を元に順路を導き出し、スタートでありゴールでもある羽場公民館を目指す。
コース上には「水位観測所の名前は?」「防災無線のスピーカーの数は?」などのクイズや、ニュースポーツのラダーゲッターを体験するなどのチェックポイント7カ所を設け、楽しみながら地域の設備や人々と触れ合える機会となった。
安全面も考慮し、早さを競うのではなく、実行委員会が設けた規定時間に近いほど高得点となり、クイズの得点などを加えて順位も決めた。
羽場公民館の佐々木祥二館長は「コロナの中で、できる行事が少なくなっていたが、無事に開催できた。子どもたちの笑顔を久しぶりに見ることができてうれしい」と話す。