第34回「とよおかまつり」が11月11日・12日、豊丘村役場(神稲)周辺で開催される。
今回初の夜空を彩る「スカイランタン」企画を11日17時30分から行う。1基2,000円で、オンラインで事前の申し込みを受け付けている。同村では日本スカイランタン協会の協力で、100基のランタンを用意する。LEDでともしたランタンを糸で結び、ヘリウムガスで空へ浮遊させ、企画終了後に参加者は糸を巻き取りランタンを持ち帰る。コロナ過以降中止していた、音楽に合わせて花火を次々と打ち上げる「音楽花火」も復活させ、11日18時ごろから打ち上げる。
地場産品の販売やキッチンカー、飲食ブース、作家の作品販売や工作を体験する「とよフリマ」や「とよ工房」などは、昨年より規模を広げて開催。同村役場南側の「げんきっこ広場」では11日13時30分から、「よさこい」の9チーム約100人が踊りを披露する。北側の特設舞台では、飯田高校書道班の書道パフォーマンスを幕開けに登場し、飯田女子高のチアリーディングや地元の園児や中学生、大人のダンスや軽音楽などのステージを予定する。
11日16時10分からは、とよおか太鼓と岡谷太鼓の競演「豊ンジャラ祭(とよんじゃらさい)」を行うほか、両日開催の車両展示には、11日=自衛隊車両、12日=警察と消防車両の展示を予定。同村産の野菜がたっぷり入る特大大鍋で調理する「里山汁」(800食分)は両日、でき上がり次第、同役場入り口付近で振る舞う。
同村総務課の松本大輝さんは「新しく『スカイランタン』も行うので、願いを込めて夜空を彩ってほしい。昨年より規模を広げての開催に、多くの皆さんの協力がありがたい。豊丘村で、ぜひ楽しい時間を過ごしていただければ」と来場を呼びかける。
開催時間は、11日=10時~18時15分、12日=9時30分~15時。タカモリ(60台)、日星工業(150台)、中央保育園(100台)、豊丘南小学校(250台)に用意する駐車場からシャトルバスも運行する。