飯田経済新聞の2023年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、高森町のタルト専門店がパスタの店「春風」をオープンしたことを伝えた記事だった。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1.高森に「カフェ春風」 タルト専門店が出店、地元食材生かし食事提供(6/9)
2.飯田のコーヒー店「啓榕社」が移転 コーヒーとパステル画も楽しんで(1/6)
3.鼎下山「カフェ・タイム」がリニューアル 子連れ客が安心できる環境整える(3/2)
4.飯田に洋菓子店「パティスリーグラデン」 南信州産の果物・野菜使う(2/25)
5.飯田市、「住みたい田舎ベストランキング」で総合1位に(1/6)
6.飯田文化会館から「NHKのど自慢」放映迫る 市内や天龍峡で撮影も(2/1)
7.飯田にパーソナルジム「アップルジム」 大手ジムでの経験生かし独立(3/27)
8.飯田のハンドメード雑貨店「リアン」で雑貨とコーヒーのマルシェ(2/15)
9.新春初「さわやかウォーキング」、飯田の和菓子を楽しみ寺社巡り(1/5)
10.飯田に「やまのおべんとう」 母娘でレストラン経験生かし弁当3種販売(6/22)
1位の「カフェ春風」は、高森町のタルト専門店「小恋路」を経営する中平和彦さんが「広々した空間で、ゆっくりしてもらえるように」との思いで、食事もできる同店を開いたことを伝える記事。4種類のパスタメニューを用意し、「南信州牛100%のミートソース」は、飯田市鼎のイタリア料理店「TRATTORIA BELLASONIA(ベッラソニア)」のオーナーシェフ城戸志門さん監修のレシピで提供するという内容。
2位「啓榕社」、3位「カフェ・タイムがリニューアル」、4位「洋菓子店パティスリーグラデン」のランキング上位べスト4に加え7位「アップルジム」、10位「やまのおべんとう」もオープンを伝える記事。ベスト10のうち6本の記事が新店舗オープンや移転、リニューアルオープンの記事で地元に活気を与えた。
5位「住みたい田舎ベストランキングで総合1位に」の話題は、飯田市が「人口5万人以上10万人未満のまち」のうち、「若者・単身者が住みたいまち」で2位、「子育て世代が住みたいまち」でも2位となり、「総合部門」で1位となったことを伝える記事。多くの点が評価されたが、リニア中央新幹線が開通すれば、東京まで約45分、名古屋まで20分で移動できる交通の利便性が、今後の地域が持つポテンシャルとして認識された。
6位の「NHKのど自慢放映迫る」では、地元から多くの人たちが予選に出たなどの話題がSNSなどで発信され、テレビ放映も注目を集めた。
飯田経済新聞では今後も、「まちの記録係」として街の動きをいち早く伝えていきたい。