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冬の天龍峡に舞い降りた「龍」 今年もナイトミュージアム開催へ

「龍角峯」に映し出される龍の演出

「龍角峯」に映し出される龍の演出

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 天竜奥三河国定公園内の天龍峡第二公園(飯田市川路)で12月19日、「天龍峡ナイトミュージアム2023」のプレオープンが開催され、メディアや地域住民に今年のライトアップ演出を公開した。主催は天龍峡温泉観光協会。

公園内各所で見られる龍のライトアップ演出

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 同イベントは2020年の初開催から3回目。今年はクラウドファンディングや協賛による資金調達を経て開催する。国定公園内でさまざまな規制がある中、プロジェクションマッピングでのライトアップが良いと考え、天龍峡を博物館に見立て、自然や文化をライトアップで演出した。足元には天龍峡をモチーフにしたステンドグラス風のあんどんがともり、遊歩道が浮ぶ。園内を周遊するコースで天龍峡にある奇岩「龍角峯」に映し出される龍の映像や音楽など、龍をモチーフにしたライトアップを施す。

 飯田市から来た女性は「いつも見ている公園の姿とは違う一面が見られたので良かった。こんなにも美しい光の映像を見られて感動した」と話す。

 天龍峡温泉観光協会会長で実行委員長の牧内健さんは「今年はクラウドファンディングなどで支援していただき感謝している。コロナ禍による行動規制がないナイトミュージアムは初めてで県外からの問い合わせもある。天龍峡の十勝という奇岩をイベント内に取り込んだ。特に龍角峯に現れる龍を見ていただいて楽しんでほしい」と23日のオープンに向け呼びかける。

 開催期間は12月23日~1月22日。入場チケットは、デジタルチケット=400円、紙のチケット=500円。平安堂飯田店、観光案内所、当日の会場で扱う。期間中何度でも入場できるシーズン券は1,000円(チケットサイトのみ)。

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