飯田市議有志が11月29日、「飯田市議会焼肉同好会」を設立した。「日本一の焼き肉の街 飯田」を議員の立場から応援する。
飯田市は人口1万人当たりの焼き肉店の数が日本一とされる焼き肉の街。11月29日が「飯田焼肉の日」として日本記念日協会に登録され、昨年は「焼き肉用最も長い鉄板」(11.29メートル)がギネス世界一に認定されるなど、市民有志による飯田のブランディングやシティー・プロモーション活動が年々熱を帯びてきている。
飯田市議会では議員の立場からも飯田の焼き肉文化を後押ししようと、議員有志が声をかけたところ全議員23人が入会を希望した。11月29日には設立総会を開き、設立趣旨の確認を行い、焼員(やくいん)体制も決まった。
今後は同好会員である議員が自費で活動し、市議会定例会に合わせ、新型コロナ感染対策をした上で焼き肉を食べながらの意見交換などを予定する。人口1万人当たりの焼き肉店の数が全国上位の北見市(北海道)や石垣市(沖縄県)などとの交流も視野に入れ、焼き肉によるまちづくりを盛り上げる。
同会事務局長の清水優一郎市議は「生活を共にしたり、同じ職場で働いたりする仲間のことを『同じ釜の飯を食う仲』と言うが、私にとっては『同じ鉄板の肉を食う仲』。同席相手がどんな部位が好きで、どんな焼き加減を好むのか、焼き肉をすることで互いの人柄も見えてくる。同好会は、議員同士が会派や期数を超えて本音で交流する場にもしたい」と意気込む。