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飯田で今田人形浄瑠璃 3年ぶりのろうそく公演を200人が観劇

ろうそくの灯りの下で「壺坂霊験記 山の段」を演じる

ろうそくの灯りの下で「壺坂霊験記 山の段」を演じる

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 大宮八幡宮秋季例祭今田人形奉納上演の宵祭りろうそく公演が10月15日夜、今田人形の館(飯田市龍江)でろうそくの灯りの下で行われた。奉納公演はコロナ禍で3年ぶり。

「伽羅先代萩 政岡忠義の段」を演じる竜峡中学校今田人形クラブ

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 古文書によると、今田人形浄瑠璃(国選択無形民俗文化財)の歴史は1704年にさかのぼり、約300年地元に伝わる伝統芸能。文楽の二人三番叟(さんばそう)の一部を抜き出してアレンジした寿式三番叟、八百屋お七が火の見櫓(ひのみやぐら)を上がって半鐘を打つ「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ)」、1983年に初演した独自の「小太郎物語」などがある。

 ろうそく公演は34年続く人気の公演で今回は今田人形座が「戎舞(えびすまい)」「壺坂霊験記(つぼさかれいげんき) 山の段」「伊達娘恋緋鹿子 火見櫓の段」を、竜峡中学校今田人形クラブが「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)政岡忠義の段」を演じた。

 今田人形保存会会長の鳴海和彦さんは「座員にとって上演を見ていただいて喜んでもらえるのが何よりの励み。今年も人形劇フェスタが中止となって寂しい思いをした。3年ぶりのろうそく公演ができて何よりうれしい」と感謝の言葉を口にする。

 今田人形座事務局スタッフで竜峡中学校の同クラブでも指導している木下文子さんは「今年は成果を披露する機会がない中、練習を重ねてきたが、本番の演技が本当にいい出来で感動した」と喜んだ。

 本祭りの16日は二人三番叟(さんばそう)の奉納公演を行った。

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