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ゼロカーボンシティ宣言の高森町で「ゼロカーボン学習会」

ゼロカーボン学習会、ソーラーカー工作教室の様子

ゼロカーボン学習会、ソーラーカー工作教室の様子

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 ゼロカーボンシティ宣言を表明している高森町が7月18日、2050年カーボンニュートラルを目指すため、「ゼロカーボン学習会」を高森町福祉センター(高森町下市田)で開き、町民120人が参加した。

子どもたちが作ったソーラーカー

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 当日は、信州大学人文学部准教授で高森町の再エネ導入戦略等検討委員会アドバイザーの一人でもある茅野恒秀さんが「脱炭素まちづくりをはじめよう」の演題で講演。その後、高森町役場環境水道課の多田井素課長が、2050年カーボンニュートラルアクションプランを解説した。同プランは町民、事業所、有識者などが1年あまりわたり議論を続けて策定したもので、再生可能エネルギーの利用拡大、省エネルギーの推進、森林吸収量の維持・確保を3本柱としている。

 具体的に、再生可能エネルギーの利用拡大では、町内建物の屋根での太陽光発電の普及・小水力発電の設置、バイオマスエネルギー利用促進を挙げる。省エネルギーの推進ではエコカー普及により化石燃料の使用を削減し、住宅・建築物の省エネ性能の向上などを盛り込んだ。森林の吸収量は整備を促進し維持する方針。

 午後は30人の子どもたちが参加してソーラーカー工作教室が行われた。教室の冒頭で火力発電などエネルギー生産の仕組みなどを学習し、ソーラーカーが走る仕組みなどを理解してから組み立てた。最後に自作のソーラーカーを友達同士で競争させ、その走りに笑顔を見せていた。

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