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喬木で育てたカボチャで手作りランタン カウントダウン点灯で歓声

手作りランタンに明かりをともす(写真提供=村発足150周年を150個の手作りジャック・オー・ランタンを灯してみんあでお祝いしよう!実行委員会)

手作りランタンに明かりをともす(写真提供=村発足150周年を150個の手作りジャック・オー・ランタンを灯してみんあでお祝いしよう!実行委員会)

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 ハロウィーンに向けてジャック・オー・ランタンの点灯イベントが10月14日、「養老乃瀧喬木店」(喬木村阿島)で行われた。喬木村150周年記念事業の一環。

ランタン作りの様子

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 当日は110個の手作りランタンに明かりをともし、集まった50人ほどでカウントダウンを行い、19時に同店のライトを一斉に消灯。ランタンの明かりが辺りを照らす幻想的な風景に、参加者から歓声が上がった。

 同村150周年に合わせ、「子どもたちの思い出に残るようなお祝いができたら」と実行委員会を結成。中学生から大人まで15人の委員が、ランタンを作るためのカボチャ、アトランティック・ジャイアントを同村内の畑で6月から育てていた。

 生育の途中で畑を鹿に荒らされるというアクシデントもあったが、9月、100個以上のカボチャを収穫した。13日に開催した畑でのランタン制作への参加を呼びかけたところ、同村内の子どもから大人まで36人が参加した。

 大人がカボチャを切り、お玉や椀(わん)を使って子どもたちが中をくり抜いた。ランタンの顔のデザインは子どもたちが思い思いに考え、フォークやナイフを使って作った。実行委員の小川原美智穂さんは「けがもなく、『お母さんもっと作ろう』『楽しかった』などと子どもたちの声が響いた」と、制作時の様子を振り返る。

 ランタン点灯後、子どもたちがランタンを自宅へ持ち帰る姿があった。子どもたちから「楽しかった。また呼んでください」と声をかけられたという小川原さんは「子どもたちが楽しめるようにと考え企画。子どもからわざわざ声をかけてくれ、目標達成ができたのでは」と目を細める。

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